【あなたの知る野球の記憶】市川国府台球場から国府台スタジアムへ

国府台球場をご存じですか? 3月30日に国府台スタジアムのオープン式典が行われましたが、この球場は、老朽化が進んでいた国府台球場を改修したものです。実は野球雲も改修工事中の現場を見ることができたので、写真を撮ってきました。

熱戦舞台の誕生祝う 「国府台スタジアム」開幕イベント、小笠原道大さんがスピーチ 市川
千葉のニュース

球場周りをぐるっと。ほぼ完成間近のタイミングだったのでもう少し早くいきべきでした…

敷地内には陸上競技場も併設されています。

国府台球場は1950年3月に完成し、両翼91メートル、中堅122メートル。大毎・東京・ロッテのフランチャイズ球場であった東京スタジアムが両翼91.4メートル、中堅121.9メートルなので、完成した当時を考えると、立派な球場だったと言えるのではないでしょうか。

千葉ロッテマリーンズとフレンドシップシティ・プログラム協定を締結しました! |市川市公式Webサイト
千葉ロッテマリーンズとフレンドシップシティ・プログラム協定の締結についてご覧いただけます。

球場の改修は、2018年に千葉ロッテマリーンズと市川市がフレンドシップシティ・プログラム協定を締結した時点で既に計画されており、予定より1年延びましたが、市川市民にとって嬉しいニュースとなったことでしょう。

1953年からは毎日オリオンズの2軍が使用していましたが、プロが使用した球場というイメージがない、というのが元千葉県民としての正直な感想です。しかしながら、1950年と1954年の2シーズン、合計7試合と少ない開催数ですが、一軍の試合が開催されています。

公式戦で初めて使用されたのは、1950年4月30日に行われた国鉄対大洋の試合です。さらに、同日には巨人と中日との試合も開催されました。

国鉄vs大洋 5回戦
巨人vs中日 4回戦

公式戦ということもあり、各球団の有名な選手が出場。個人的には、川上哲治や千葉茂のような巨人軍のレジェンドが市川で試合をしていたことに少し驚きました。中日の選手も野口明や西沢道夫が出場しており、この土地には似つかわしくないスケールの試合が行われたことを実感します。

毎日vs東急 7回戦

特に面白いと思った試合は、1950年5月31日の東急と毎日の試合。この試合では、東急が7本塁打を放ちながらも23対11で敗れるという、超打撃戦となりました。この試合の注目選手は【保井浩一】。5打数4安打3本塁打3打点の大暴れを見せました。

保井は、東急入団以前に平安高校の監督を務め、戦後初の甲子園出場に導いた実績を持ちます。当時のプロ野球の地位を考えると、そのまま監督を続けたほうが自然ですが、何の因果か東急に入団し、内野手として打率.280、9本塁打、30打点とまずまずの活躍を記録しました。そのシーズンの本塁打の3分の1を国府台球場で記録したというのも、不思議なエピソードですよね。

少ない試合数ながら、この球場で誕生した記録やエピソードを考えると、プロ野球と特別なつながりを持つ球場と言えるのではないでしょうか。

千葉ロッテは2025年3月に二軍の本拠地を君津市に移転すると発表したばかりですが、君津駅から市川駅までは快速で一本で通うことが可能です。二軍戦だけでなく、一軍戦も開催してほしいですね。市川市さん頑張ってください!

参考にさせていただいたサイト様

日本プロ野球記録
1936年からの日本プロ野球記録集
【市川ちょっと話】国府台球場でプロ野球
2018年の12月に、市川市と千葉ロッテマリーンズは「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結することを発表しました。今回新たに市川市とフレンドシップシティ協定を締結することになりましたことを大...
球場詳細 | 球場情報
日本野球機構(NPB)オフィシャルサイト。プロ野球12球団の試合日程・結果や予告先発、ドラフト会議をはじめ、事業・振興に関する情報を掲載。また、オールスター・ゲームや日本シリーズなど主催試合のチケット情報もご覧いただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました