球場面からみる豊前国の野球
現代では福岡・大分県にまたがる豊前国の定義を述べてみると、東は北九州市八幡東区付近を境に筑前国に。南は宇佐市の境から豊後国になる。
(福岡県内は、遠賀川東岸以降というざっくりイメージもでも可能)
ただ、この定義だと北九州市の球場がいくつか該当し、個人的には北九州市の球場はそれこそ八幡製鉄所等の、かつての北九州工業地帯をベースにした文化等が形成された性格の傾向から、別個に北九州市近辺編とするのが適当と考える為に、ここでは周防灘に面した、いわゆる京築地区と呼ばれるエリアを指す事とする。
(田川地区の球場も、同様に、別個筑豊エリア編で述べるのが適当と考えたので、ここでは省略)
本題に関しては、高校野球のセンバツ出場歴のある築上中部高や、小倉藩藩校の流れを汲む育徳館高等については、郷土史家やOBの方がこれまでの蓄積等から紹介するのに相応しいと考え、当方は実際に15年ほど前あたりに頻繁に訪れていた経験込みで触れてみたいと考えましたので、ここでは豊前地区の球場に関して述べる。
(豊前地区の社会人野球チームの日産九州硬式野球部や、クラブチームのARライノス。西日本工業大硬式野球部等、豊前地区のチームに関しては、改めて別の機会に)
豊前球場
豊前地区では比較的歴史のあり、メジャーの公的球場とはいえ、確か両翼90メートルほどで、北九州市の的場池球場くらいのスペック的に、最近は高校野球以降のカテゴリーの公式戦で使われる事は殆ど無い。
現状は新興の社会人野球クラブチーム。ARライノスのホームグラウンド。
近場ランドマークとして九州電力 豊前火力発電所があり、初見の方は、豊前火力発電所の煙突等を目標に来訪を推奨。
コロナ山国球場
10年ほど前に中津ダイハツスタジアムができて以降は、大分高野連 公式戦では使われなりましたが、例えば災害等で普段使っている球場が使えない時の代替球場の可能性もありそうだ。
比較的英彦山山系の山側にあり、近隣込みで合宿可能な印象もあるので、夏季キャンプ合宿等にも良さそうだ。
アクセスは中津市から山国川沿いに遡って(国道212号)、英彦山側にある。(国道496号線近く。現コロナ山国公園)
英彦山経由もありますが、基本、山道離合ダンプなんかも来る所だったので、慣れてる方以外は自重が吉。
平成の森球場
平成の森球場
アクセスは、中津から山国川を遡って(国道212号)英彦山側に行けばコロナ山国球場。逆側の海側に行けば平成の森球場へ。
隣接して陸上トラック系施設もあり、山の中という環境から、コロナ山国球場同様、夏季合宿所等に最適。
一番近い球場がコロナ山国球場なので、かつて球場ハシゴ歴も。
(例えば高校野球春季・秋季大会等で、球場事情が厳しい際にオープン戦に使用されている事も)
日産スターグランド
福岡県側での周防灘に面した球場で、日産自動車九州硬式野球部のホームグラウンド。
公式戦が行われる場合は、JABA福岡県野球連盟会長杯・福岡社会人野球交流戦や都市対抗・クラブ選手権一次福岡予選等。
かつて、福岡北部高野連の公式戦 新人戦開催構想もあり、日産スターグランドが周防灘に面した、現状の福岡県側の主要球場といっても差し支え無い。
中津ダイハツスタジアム
中津ダイハツスタジアムは、旧中津競馬場跡に設立されたのもあり、比較的広大な敷地に加えて、2024年はJABA九州大会の開催球場にもなった事もあり(もう一つはNPB開催もある、北九州市民球場)、九州地区大学野球連盟(1部・2部)開催実績もあり、大分高野連県選手権大会(他地区では新人戦・春季地区大会等の性格の大会)の会場にもなる、豊前国における、大分県側の主要球場といってもいい。
主に、中津市近辺の大分高野連 県北支部のチームや中学以下のカテゴリーにて使用。
(近くには名物。中津唐揚げのお店も散在してますので、観戦前後のご利用も)
アクセスは、日産スターグランドも中津ダイハツスタジアムも、ほぼ国道10号線沿線を。
日産スターグランドは日産自動車九州工場を。中津ダイハツスタジアムは大貞総合運動公園

P.N.いりりん
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